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自転車小屋DIY 其の十三 外壁材取り付け

DIYだよ自転車小屋

木の甲冑を身に纏え


こんにちはyuzです。
自分でもつくれるよ!自転車小屋シリーズ其の十三です。前回の記事では外壁材の下ごしらえを(愚痴りながら)ご紹介しました。
今回はその外壁材を実際に取り付けていきます。


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こんな感じがいいね

いかにも昔の山小屋といった雰囲気を漂わすこの手法で仕上げます。
「鎧張り」とか「下見張り」という名前だそうです。自作小屋界ではとてもポピュラーな方法のようです。


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2×4材と1×4材を組み合わせてこんなものを作りました。いわゆる治具(ジグ)です。外壁材を一定の幅で張るためにはこういった治具が必要になります。
使い方は後ほど。


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これはいったい

前回記事で末娘ちゃんが塗ってくれた部材です。diy雑誌ドゥーパでは「スターター」と称されています。
壁パネルの最下部に釘で打ち付けます。

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つまりこの部材は鎧張りの一番下の一枚に角度をつけるためのものです。

さぁ今度は前回長女ちゃんが頑張って塗ってくれた板を打ち付けていきましょう。
先ほど作った治具はこうして使います。

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大きくて使いやすい

板幅(105)-治具(38+38)で各板とも30mmほどづつ重なるというわけです。


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向こう正面
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窓部分 切り欠いてるのがわかるかな
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正面 (左端の26番は末娘ちゃん)

実に順調です。下ごしらえのストレスを吹き飛ばすように作業がビュンビュン進みます。無味乾燥な防水シートの壁が、みるみる小屋らしく姿を変えていきます。

壁パネル上部では加工も必要になってきます。


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正面 妻壁部分

板材の切り欠きと防水シートの墨が見えるでしょうか。この部分には屋根の下地材を支える横桟が入ります。

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持ち上げたら折れそう
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実際に何枚か勢い余って加工中に折っています。
そんな苦労の甲斐あって無事に外壁材の取り付けは終わりました。
ついでに先述の横桟も取り付けました。釘とコーススレッドで固定しただけの非推奨手法です。


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おさまり よろしいf:id:yuz15:20190702150528j:plain
軒側は こんな感じ


「終わりました」なんて言ってますけど、実は向かって右手側の壁は手付かずのままです。

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ここだけ あとまわし

お隣さんに挨拶して、工事のための立ち入り許可を頂く必要があるからです。
「自由にいつでも入っていいよ」とはご主人の言葉ですが、そこはやっぱりね。
せっかくだから最後の最後まで残しておきましょう。


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小屋っぽいのう

ということで外壁作業は一旦お預けにします。張れば張るほど楽しくなっていくような工程でした。

さて次回は中断久しい屋根工事に移り、横桟や鼻隠しなど取り付けていきます。
どうぞ引き続きおつきあいください。