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自転車小屋DIY 其の十四 横桟と鼻隠し

DIYだよ自転車小屋

縦の材はあなた 横の材はわたし


こんにちはyuzです。
自分でできる!自転車小屋シリーズ其の十四です。
今回は横桟と鼻隠しの取り付けをご紹介します。

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つかいまわしの画像

この垂木の間に木材を入れていくということです。

未熟者、今もって腕に覚えなし


本来であれば垂木と横桟ともに切り欠きを施して固定していくのでしょうが、yuzにそんな技術はありません。
ブツ切りにした材を個別に固定していきます。もちろん非推奨工法です。


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絵だけは上手くなった

この絵図は固定方法を図解にしたものです。赤く色付けされた部分は垂木、その間が横桟だと思ってください。
まず左側の①を最初に取り付けます。
釘やコーススレッドの横の番号は打っていく順番です。
②以降は全て同じ手順になります。見るからに強度に問題がありそうな工法ですが…


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これでいいのだと心底納得できれば、作業自体そんなに難しくありません。
しかしながら、これでいいのかという疑問が常に付いて回ります。
屋根下地を貼ったときに答えが出るでしょう。


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上面は未塗装のまんま

まだ答えの出ない悩みよりも大切な事があります。それは横桟が正確な位置に取り付けられているか、ということです。
この横桟(もちろんながら垂木も)の上には、屋根の下地材として合板が貼られます。正確さが求められる部位です。
画像を見る限りでは…ムムムよろしかろうかと思われますがこれいかに。


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全て取り付けられた状態(翌朝撮影)

不覚!失策の鼻隠し


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軒側にズラっと突き出た垂木。ここに付ける部材を「鼻隠し」と呼ぶようです。屋根の剛性を支えてくれます。
当然ながら棟木や軒桁と同じ長さの木材が必要です。その長さは3640mm。
お安くないサイズだ。

貧乏性な、というより実際に貧乏なyuzは手間を惜しみません。
1820mmの2×4材を2本と、短い1×4材を使って何とかしてしまおうという腹づもりです。
すでに加工も塗装も済ませています。
細工は流々、あとは仕上げをご覧あれ、といきましょう。


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一本目を取り付けました。コーススレッドで打ち込むだけですが、材がズレないように注意します。

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センター側の端部にはこんな処理がなされています。もう一方の鼻隠し材にも同様の処理を施しました。
双方の切り欠かれた部分を合わせて覆うように、1×4材を取り付けようという次第です。

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二本目も取り付けました。
しかし…

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スキッパ! skip up!空きっ歯!

何だこの隙間は…なぜだ。
15mmほど寸足らずになっています。
え~っ………
どこかで寸法を間違ったんでしょう。
これはと思って計測し直すと、やはり鼻隠し材の寸法が間違っています。

うーん、まぁよしとしましょう。いずれにせよこの鼻隠しは見えなくなる予定ですから、このまんまやってしまいます。


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はい おしまい

とんだものをご覧にあげてしまいました。恥ずかしいことです。寸法の確認は繰り返し行わなくてはいけません。

「焦っても何もいいことないよ」とは昔ダクト屋時代お世話になった職長さんの言葉です。身に染みます。
いつまでたっても反省の種は尽きないものです。


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自分の小屋や ええがなこれくらい


ともあれこれにて横桟と鼻隠しは終わりました。つまり、屋根の下地を貼る準備が整ったということです。


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蒼天を縦横に走る材


実際の工事ではこのまま間髪いれずに屋根を始めましたが、記事は一旦ここで区切らせていただきます。

次回は屋根の下地貼り編をご紹介します。垂木や横桟の位置はOK?寸法は?強度は? その答えが突きつけられます。
どうぞ引き続きおつきあいください。