MTBルック車軽レストア 其の二 現状確認・見積り
素人レストア! パナルックMTB
取捨選択
こんにちはyuzです。
MTBルック車レストアシリーズの第2回目をお届けします。
前回記事でその全貌を現したMさんのパナルックフルサス。今回は細部をじっくり観察していきましょう。その上で交換する部品にかかる費用も概算します。
パッと見たところでは、「意外にキレイだ」というのが第一印象です。
聞けば雨ざらしではなく、納屋の中で死蔵されていたといいます。
なるほど。
フレーム
全体的にヤレてはいますし、ところどころ擦り傷や汚れはありますが、大きなダメージはなさそうです。
“6061 ALLOY FRAME”とステッカーが語っています。あらまアルミ合金製のフレームなんですのね。どうりでリアサスのボルト等とうらはらにフレーム自体にはサビが見られないわけです。
こんなものが貼ってありました。
TSマークと呼ばれるステッカーです。
一番下には日付が書かれています。
“21年3月31日”
おおよそ10年ほど前ですか、まだ捨てるには惜しい。
フォーク
RSTという台湾メーカーの“OMNI 191 c7”というモデルだそうです。
インナーレッグは少しサビが浮いています。磨くしかないでしょう。
サスをストロークさせると「ガシュンガション」とイヤな音を聞かせてくれます。これは分解してグリスアップせねば…
ハンドルを操作したときの感覚もなんだかゴロゴロしています。ヘッド周りも要整備ですね。
前後ギア・変速機
前3×後6の18段変速ですね。
しかし変速機もギアもよく汚れています。交換はコストがかかりすぎますので、清掃・整備で再利用するつもりです。
サドル
破れ等ありません。充分に使えます。これはいいものです。
ちなみにシートポスト径は27.2mmになります。
我が家のジャンク庫に在庫があったかなぁ、あれば交換するのもいいですね。
ステム
カチ上げのスレッドステムですね。
くすんではいますが、磨けば光るでしょう。
クランプの径は25.4mmです。
シフター
いわゆるグリップシフトと呼ばれるタイプです。これは使いますよ。グリップもベタつくことなく、いい状態を保っています。サドルと並ぶ嬉しい誤算です。
タイヤ
いわゆるセンタースリックと呼ばれるタイヤですね。電撃ネットワーク南部さんの髪型のようです。
前後輪ともパンクしています。
タイヤ、チューブまとめて捨てましょう。
タイヤはyuzの在庫と交換、チューブは新品購入です。
その他
チェーン、ワイヤー類、ハンドルバーも新品に交換です。ペダルはyuzの在庫を使います。
前後のフェンダーも捨てます、永遠にさようなら。
ホイール
痛恨のミスでホイールの写真を撮り忘れました。リムは汚れとキズがヒドく、ハブもサビが浮いていますが、何とか再生させねばなりません。実作業時にはbefore→afterしっかり写真撮ります。ごめんなさい。
交換部品まとめ
ブレーキ:yuz在庫使用
タイヤ:yuz在庫使用
ペダル:yuz在庫使用
各種ワイヤー:新品購入
チェーン:新品購入
チューブ:新品購入
ハンドルバー:新品購入
以上の結果になりました。新規に購入するパーツをamazonで探してみたところ、総額で7,000円ほどです。
Mさんにその旨メールで報告すると、「ユー、やっちゃいなよ!」と快く了承してくれました。ホッ。
これにて現状確認と見積りは終了です。
今後の手立ては?
はい、amazonで部品を注文しつつ、自転車をバラせるところまでバラしてやります。フレーム、ホイール、変速機、小物…バラバラにしたところで、それぞれを清掃してやるつもりです。
最後まで読んでいただいたかた、ありがとうございます。
次回の記事ではパナルックをバラバラに分解していきます。
どうぞ引き続きおつきあいください。
きっと楽しいですよ。
それではみなさん、よき自転車ライフを!