ブレーキパッド交換 ragley / bluepig
MTBメンテナンス ブレーキパッド交換
トレイル行けず泣きメンテ
こんにちはyuzです。
憎らしくも台風17号ターファーの接近と直撃により、九州北部は洗濯物の溜まる連休となりました。
土曜日は半ドン出勤、日曜日は末娘ちゃんの誕生日パーティーと秋場所千秋楽。
yuzに許された休日は月曜日の1日だけでしたが、トレイル遊びは絶望的です。
おともだち 来てくれてありがとう
あぁこの雨よ風よターファーよ。何の故あってyuzのささやかな楽しみを奪うや。天を恨むもせんなきことかな。
小屋に籠って自転車イジりでもしましょう。
ブレーキパッド交換
先日のチェーン洗浄の際にふとパッドの状態を確認したところ、bluepigのパッド残量に危機感を覚えました。
SHIMANO / BR-M785
油圧ディスクブレーキはパッドの消耗具合に関わらず、レバーの握り具合はほぼ一定です。外観からパッド残量を目視するのも、ちと見えずらい。
時々パッドを外して見てやる必要があります。
このボルトを抜くと
パッドが抜けます
取り外したパッドを新品と並べてみました。限界ですね。
これ以上減ると、ローターとパッドの金属部分が接触して、ローターをオシャカにしてしまいます。
とっとと交換しましょう。
交換自体はシンプルな作業ですが、扱いがデリケートで、注意すべき点もいくつかあります。
ささっとホイールを外して、パッド無しのブレーキ内部を覗いてみます。白っぽい円形の部品が見えますね。あれがパッドを押し出すピストンです。
要注意事項①ですが、この状態でブレーキレバーを握るのは厳禁ですよ。左右のピストンどうしがくっついてしまうと、戻すのはなかなか難儀です。
新品パッドの未開封状態です。
パッドが2枚とバネが入っています。
microheroとありますね。台湾のブランドですが、SHIMANO純正と互換性のある製品を多数販売してくれています。お安いよ。
ブレーキパッドやディスクローターを触るときは必ずこういう手袋を着けましょう。手指の僅かな皮脂がパッドやローターを台無しにします。そうなれば泣くしかないですよ。要注意事項②です。
油圧ブレーキの特性として、パッドの磨耗と共にピストンがじわじわ出てくる、という便利な点があります。「レバーの握り具合が一定」というのはこの特性によるものです。
この隙間には、新品パッドは入りません。六角レンチでピストンを戻してやります。丸っこい方の先端を使いましょう。
クリアランス充分。パッドの間にバネを挟んでキャリパー内に入れました。あとはボルトをしっかり締めて、ホイールを戻すだけです。試運転行ってらっしゃい。
ブレーキレバーを握って異音などの変調がないかを確認しましょう。
「プアァァーン」という盛大な音が鳴ったら…それは油分付着の症状ですね、ご愁傷様です。
昔の話ですが、油分が付着したパッドをキッチンのガスコンロで焼いて油をトばそうとしたことがあります。結局失敗に終わりました。
まな板を焦がして女房殿に怒られただけです。
異常ありません。
無事に作業が終わりました。
制動力に顕著な変化はありませんが、これでしばらくは安心して乗れますね。
整備された保安部品というのは安全と安心を乗り手に提供してくれます。
よし、次のジテツウはこいつで行こう。
以前ブログ内で言及しましたが、パナチタンの仕様変更計画が動き出しています。現時点で部品の調達度は50%くらいですね。
増税…来月から増税…
庭から石油でも出ねえかなホントに。
おろかなことを
最後まで読んでいただいたかた、ありがとうございます。またおつきあいください。
それではみなさんよき自転車ライフを!