ウッドデッキDIY 其の三 工法と図面
DIYだよ! ウッドデッキ
工事開始はまだまだ
こんにちはyuzです。
一向に工事が始まらないDIYウッドデッキですが、準備は着々と進めています。
資材調達の段取りや、日程の調整など、記事にならないような事に忙殺される毎日です。
さて、前回記事では使用する木の種類を決めました。
今回はウッドデッキの構造、組み立ての工法についてお話しようと思います。
よろしくおつきあいください。
ネコでもわかるウッドデッキの工法
ウッドデッキには大きく分類して2とうりの工法があります。
それぞれの特徴を簡単にご紹介しましょう。
1 .大引き工法
当ブログ伝統の手描き解説図です。
どうも自転車小屋の頃よりいささか画力が落ちた気がしますが、ご勘弁ください。
まずは「大引工法」です。
地面に据えられた「束石」から垂直に伸びる「束柱」。束柱の頭の上に渡される太い材が「大引」です。そして大引と直角に交わるように「根太」が載せられます。
根太の上に床板が貼られるわけです。
おそらく古来から伝わる工法でしょう。
ポイントは何と言っても束柱の高さ (長さではないですよ) をピシャリと揃えるところですかね。「散髪」と呼ばれる工程です。
柱に直接乗せられた大引がデッキ部分の重量を支えるため、耐荷重性に優れると言われています。
2.サンドイッチ工法
そしてこちらは「サンドイッチ工法」。
束石と束柱は大引工法と同じです。しかしこちらには大引がありません。
束柱を両側から挟むように、根太が取り付けられています。当然この根太の上には床板が貼られるわけです。
ポイントはやはりこの根太の固定方法でしょうか。束柱の高さを厳密に揃える必要がないため、ビギナー向けとされています。
ただ、大引工法に比べて耐荷重の面で不利であるとか、デッキ下部の風通しが悪くなるという声もよく聞くところです。
さぁどっちだ
yuzの腕前を考慮すれば、悩む余地などないでしょう。
束柱の高さを揃えるのに便利なレーザー水準器もないし、サイフォンの原理もよくわからんyuzです。
アーもスーもありません。
サンドイッチ工法を採用します。
この踏み台はサンドイッチ工法のイメージを掴むためにyuzが作ったものです。
これでけっこう頑丈なもんですよ。
図面を描く
さぁ描きましょう。
縮尺1/10でやりますよ。
拡大してもらえれば、yuzの字の拙さと各寸法が分かりやすいかと思います。
少し細かく見ていきましょう。
四角く墨がかかっているのが束柱です。
必要数は36と出ました。
画像で左右方向 (実際は東西) の束ピッチはかなり悩みましたが、最短で500、最長で675としています。
画像で上下方向では850としました。
根太、床板ともに2×6(38mm×140mm)サイズの材を使います。実際にホームセンターの店頭で店員さんと荷重実験してみましたが問題無さそうでした。
店員さん、その節は本当にありがとうございました。
この店で買うぞ!
図面中央に2本だけ描いてある青いのは根太ですね。長さは2615。
18枚の床板を5mmづつの隙間で並べれば、ちょうどよい塩梅になる計算です。
床板は東西方向には長さ2000、1000、2000と並べます。
束柱の長さだけはまだハッキリとは読めません。
実際に束石をモルタル固定してから算出しましょう。おおむね300~350ほどになるはずです。
また、南側(画像で上)の束柱11本はフェンスを取り付けるため、床板の上まで伸ばす予定です。とりあえず黒丸の6本は1500くらい、赤丸の5本は470くらいになるかな。
よし。だんだんと計画の目鼻立ちが見えてきました。
ざっくり予算も出してみましょう。
予算
へへーっこれはネコおかみ、デッキ部分までで約19万円でごぜえます。
それからフェンス、階段、テーブルとなりやすと…へへーっ。
ということです。
今後は資材や消耗品など厳密に費用を計算していこうと思います。
yuzのヘソクリがみるみる減っていく様をみなさんにもお伝えしましょう。
最後まで読んでいただいたかた、ありがとうございます。
次回あたりからコツコツと作業風景をお伝えできるかと思います。
どうぞ引き続きおつきあいください。
それではみなさん、よきDIYライフを!