こちらyuzの自転車小屋

自転車とかdiyとかネコとか

MTBルック車軽レストア 其の一 プロローグ

素人レストア! ルックMTB

幕開けは唐突に


こんにちはyuzです。
今回記事から新しいシリーズが始まります。タイトルが全てを物語っていますが、MTBルック車をレストアしていく企画です。
まずはプロローグというか、事のいきさつを簡単にご案内しておきます。

それは何気ない雑談から始まった


「yuz、いつか自転車修理してよ」

「どこが悪いんです?」

「どこって言うか、ずっと放ったらかしやけん、マトモに走らんと思う」

「Mさん、ひとまず現物見たいですね」

「今度持っていく」


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安請け合いすんなよ


「どんな自転車なんですか?ママチャリ?」

「いやMTBやと思う、タイヤ太かったし。実家に放置されとうんやけど、直るんなら乗ろうかなと。まぁでもそんないいもんやないよ、たぶん」

「わっかりました!小屋が出来上がったら時間に余裕できますし、その頃に預かりましょう」

「のんびりやってくれたらいいよ」

「お盆休みとかでも?」

「いいさいいさ」

「うけたまわりました」


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安請け合いしよって

そしてアイツはやって来た


先般の会話から時は流れ、7月の終わり頃にMさんがyuzの小屋を訪れてくれました。
自家用車から降ろした自転車が、これだ。

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これは…
yuzの愛車と同じ…

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Panasonic製ではないですか!
パナルックフルサスMTBです!
正式名称は

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Galloway Dです。
ハッハッハこれは意外でした。フルサスとはね。

衆議一決


パッと見でも数点の部品と、消耗品の交換は必要そうです。
yuzの手持ちのパーツを使えるところもありますが、全てとはいきません。
お金がかかります。
しばしMさんと談合しました。
そして決まった内容は

① お金かかってもいいよ
② サイドスタンドは残してね
③ サイドスタンドの角度をほどよく
フェンダーは外そうか
⑤ ハンドル少し幅広に交換しよう

以上です。

いやぁこれは楽しみだ。スポンサー付きで自転車イジりができる。ウッシッシ。
しかし同時に身が引き締まる思いもあります。何せ他人様の自転車です。安全面では絶対にヘタを打てませんし、yuzに預けてくれた期待に応えなければなりません。
しかもMさんはyuzの職人時代の師匠であり、おまけにこのブログも読んでいます。
これは…がんばります!


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しくじってハンマーで殴られろ


最後まで読んでいただいた方、ありがとうございます。
次回はお預かりしたパナルックをつぶさに観察してみましょう。見積りも出さなくてはいけません。
どうぞ引き続きおつきあいください。

ではみなさんもよき自転車ライフを!

yuzのピストバイク紹介 FUJI / feather

これだってyuzの愛車だ

パブリックエネミー No.1


こんにちはyuzです。
当家の自転車をダラダラと紹介するシリーズが、ついに大トリを迎えました。
今までの3台とは大きく趣の違うバイクをご紹介させていただきます。
皆さんに最後までおつきあいいただけるでしょうか。

FUJI / feather

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赤兎!

最近ではフィキシーとかシングルスピードといった呼称も広がりつつありますが、最も知名度の高い呼び名はズバリ、ピストバイクですね。
悪名高い世間の嫌われものさ、ゴミ溜めヘンタイ落ちこぼれ。

そんなピストバイク界隈で、定番中のド定番と言われているのがFUJI / featherです。


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シュッとしとるわ


GIANT / ESCAPEを盗まれたyuzが、怒りにまかせてこのバイクを購入したのは2013年の事でした。
すでにブームは遠く去り「ピストバイク=ノーブレーキの無法者」という汚名だけが拭いきれずに残っていた頃です。
通勤から趣味のポタリングまで重宝していましたが、仕事で腰を痛めてからは一線を退いています。


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エイリアンのような形状のステム

主な仕様

フレーム:FUJI / feather
フォーク:純正
ホイール:純正
タイヤPanaracer / Closer
ハンドル:日東 / RB201
ブレーキレバー:PROMAX
ブレーキキャリパー:純正
ステム:Deda / murex
サドル:SELL SAN MARCO / CONCOR
シートポスト:純正
ペダル:三ヶ島 / MT-lite
コグ:不明 / 15丁

*前46丁、後15丁 ギア比3.066
*下線は購入後に交換


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ニクい面構え

ピスト(固定ギア)って実際どうなの?

yuzは購入当初から今日まで一貫して固定ギアで乗っています。
「固定ギアは危ない」というのは当時も今もよく聞かれる意見ではありますが、なあに30分も走れば慣れますよ。
独特の乗り味を楽しいと思えるかは別として、やたらめったら危険なものではないと考えています。


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固定ギア (非推奨の取り付け方法)


乗り味は何というか、非常にプリミティブな感覚です。大地を蹴って走っているような、自分の脚がそのまんまホイール・タイヤに直結しているような走り心地ですね。
これは実に新鮮な衝撃でした。
自然に笑顔がこぼれます。

ペダリングが綺麗になるとか、下りの坂道が怖いとか、メリット・デメリット双方とも多く語られる固定ギアですが、yuzにとってはそんな事どうでもよいのです。
「だって面白いし」理由はこれだけで充分でしたね。

今後の展望をまとめにかえて


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上記のように、現在は活躍の場を失くしてしまっています。
しかしこのまんま放置プレイはあまりに忍びないです。
yuzの腰に負担を与えないようにパーツを交換しながら何とか復活させたいと思っています。
ライザーバー、太めのタイヤ、軽めのギア比、もちろん固定ギアでお散歩バイク的に楽しむなんてどうでしょう。
こういう妄想は楽しいもんです。
ムフフ。


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処置なしだの


最後まで読んでいただいた方、どうもありがとうございます。
これにて当家のバイク紹介は終わりです。

みなさんよき自転車ライフを!

女房殿のMTB紹介 ANCHOR SPORTS / FR700

これは女房殿の愛車だ

山路いまだ遥か遠く


こんにちはyuzです。
ご好評いただいてます自転車紹介が第三弾を迎えました。
今回は女房殿の愛車をご覧いただきます。
どうぞおつきあいください。

ANCHOR SPORTS / FR700

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ブラックピーチ号だそうです


福岡は久留米が誇るゴム屋ブリヂストン、そのスポーツ自転車に冠せられるブランド名がANCHORになります。
このFR700はyuzが女房殿のために某オークション経由の中古品を再生した愛の結晶のような一台です。

現在の主な仕様

フレーム:ANCHOR SPORTS / FR700
フォーク:たぶんSR SUNTOUR
ホイール:MAVIC / CROSS RIDE
タイヤPanaracer / リッジライン
ハンドル:BAZOOKA
ステム:TIOGA / AL2000
ブレーキSHIMANO / LX
グリップ:grunge lock on
クランク:SHIMANO / ALIVIO
変速SHIMANO / SLX 7000
サドル:SERFAS / ご婦人用
シートポスト:TIOGA / AL2000
ペダル:wellgo

*下線は購入後に交換した部品


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ポップな色合い

どんなバイク?

どんなって、ANCHORのエントリーグレードMTBです。
純正状態だと、ちょっと見はホームセンターのMTBルック車と似たりよったりですが、アルミフレーム、ディスクブレーキ台座、ボスフリーでないカセットスプロケット、ヘッド周り、BB、シートポスト径などの規格はスポーツバイクの体裁を整えています。といっても2昔くらい前の体裁です。


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一応ついてる (インターナショナル)


買ったときはそりゃもうヒドい状態で、yuz以外の家族が全員ドン引きするほどでした。写真に残していなかったのが悔やまれます。


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純正FR700 拾い物画像


手間を惜しまず、愛情を込めてここまで再生しました。
パーツをかなり交換していますから、レストアというよりリノベーションというべきでしょうか。フレームの塗装も初めてでしたが、まずまずの出来だと思っています。
ステッカーはインターネットで見つけた野良ステッカー屋さんで買いました。
yuz的にはまだまだ道半ばなのですが、女房殿は現状でもいたくお気に入りです。
喜んでもらえて嬉しいことです。


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フンパツしましたSLX

実際の走りは?


フレームサイズが小さすぎて、yuzはまともに乗れません。
女房殿(148cm)の意見を聞いてみましょう。

「最初は上の棒(トップチューブ)が怖いと思ったけど、すぐに慣れた。
本当に気持ちいい。コいだ以上に進むよね、カンドー。
楽しい。へんそくがスパスパ決まるのも面白い。ブレーキすごい。サスが優しい。
これならタチコギできるかも。やっぱりまだできんやった。
山? いやムリムリ絶対ムリ。涼しくなったら街乗りくらいはつきあうよ。
お気に入りのパーツ………色と椅子?」

ですって。


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ふかふかサドル

まとめ

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yuzとしては今後の展開も視野に入れています。フォーク、BB、クランクの交換、ディスクブレーキ化、チューブレス仕様…
しかし女房殿はせっかく慣れた現仕様を変更することに難色を示しています。
長い目で見てぼっちらおっちらやりましょう。


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さもありなん


本日も最後までのおつきあい、ありがとうございました。
次回で自転車紹介は最後になります。
引き続きおつきあいいただければ幸いです。

みなさんよき自転車ライフを!

yuzのMTB紹介 其の二 ragley / blue pig

これもyuzの愛車だ

蒼き鋼のブタ野郎

こんにちはyuzです。
前回記事に引き続きお届けします。愛車紹介の第2弾はこちらをご覧いただきましょう。

ragley / blue pig 2016


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その者蒼き衣をまといて…

英国のragleyというブランドのMTBです。知名度ひっく~い低い会社です。誰も知りません。かくいうyuzも買うまでは全く知りませんでした。

出会いの場は例によって某オークション、時は2018年の春頃だったと思います。パナチタンを山から下ろしたため、新規にクロモリのハードテールを探していた時でした。

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ラグレー? リドレーじゃなくて?

現在の主な仕様

フレーム:ragley / blue pig 2016
フォーク:ROCKSHOX / SECTER GOLD
ホイール:Stan’s Notubes / ZTR RAPID
タイヤ:MAXXIS / ARDENT
ブレーキSHIMANO / DEORE XT 785
変速:SHIMANO / SLX 7000
クランク:RACEFACE / TURBINE
ハンドル:RACEFACE / RIDE RISER
ステム:North Shore Billet / OVERLOAD
グリップ:ODI / VANS lock on
シートポスト:BRAND X / ascend
サドル:SDG / FALCON cro-mo
ペダル:TIOGA / SURE FOOT SLIM

※下線は購入後に交換したパーツです

どんなバイク?

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ド迫力のステム まるで正拳突きだ

旧世紀の遺産たるパナチタンと比較すると一足飛びに2世代は進化しています。
リアエンド幅142、シートポスト径30.9、1.5テーパーコラム、ホイールの固定方法はスルーアクスル…
フレームの設計思想も現代風ですね。いわゆるハードテール・オールマウンテンというのでしょうか。長めのフォーク、短いステム、コンパクトな後ろ三角あたりが特徴的です。


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各所にこんな遊び心が

まぁよくできたバイクです。走る、曲がる、登る、下る、止まる。不安はどこにもありません。
特にコーナーでは思わず頬がユルむほど安定しています。
また、重心のわずかな移動でバイクが素直に姿勢を変えてくれます。これは倒し込みなどの横方向だけでなく、フロントアップなどの縦方向でも同じです。
たいしたもんだなぁ。
yuzのようなカンの悪い乗り手でも楽しく走れます。


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良心的な価格も◎よ

強いてネガを挙げるならば、少し重たい点ですかね。乗ってるときには気になりませんが、担ぐとズッシリしています。
あまり長時間の担ぎは避けたいところです。
あとは…名前くらいかなぁ。
何や「青いブタ」って。

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これすこし整備しづらいね

まとめ


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いやこれは100点満点あげたいです。
特にyuzみたいな競技指向から程遠いイージーMTBerが、ハイキングのようにトレイルを散策する分には言うことなしです。
もっと言えば平坦な舗装路をのんびり走るだけでも充分に楽しいです

あぁこれもよいものだ。
一生乗るかもしれません。


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…またそれか


最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。
まだまだ自転車紹介は続きます。
次回もおつきあいいただければ幸いです。

yuzのMTB紹介 其の一 Panasonic / pos titanium改

これがyuzの愛車だ

抜き身の鈍い光

こんにちはyuzです。
今回の記事では、自転車ブログらしく愛車紹介など一席ぶってみようと思います。
自転車に興味のない人には、とんとつまんない記事になるかもしれません。
いやきっとなります。
あらかじめご了承ください。

4台の自転車の中から先陣を切るのは…まずはこいつからお目にかけましょう。

Panasonic / pos titanium改

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愛しのパナチタン

見てのとおりのMTBです。
巷では通称パナチタンと言われます。
5年ほど前に中古のフレームを購入して、初めて自分で組んだバラ完車です。
以前は通勤からトレイルまでこれ一台が担っていましたが、フレームの破損を経て、現在は街乗り専用車となっています。

現在の主な仕様

フレーム:Panasonic / pos titanium改
フォーク:SR SUNTOUR / EPIXON
ホイール:crankbrothers / cobalt2
タイヤ:schwalbe / BIG BEN
ドライブトレイン:SHIMANO / deore xt78&80
ステム:日東 / UI-25EX
ハンドルバー: KORE / durox
グリップ:ODI / vans lock on
サドル:TIOGA / SPYDER OUTLAND
シートポスト:THOMSON / ELITE
ペダル:TIOGA / SURE FOOT SLIM

どんなバイク?

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チタンフレームの佇まい

旧世紀の遺産と言ってもいいほど古いフレームです。
リアエンド幅135、1 1/8オーバーサイズコラム、ホイールの固定方法はクイックレリーズ、シートポスト径は驚愕の26.8!
ハハハこりゃすごいや。
しかし組んでしまえばそんな事どうでもよいのです。お気に入りのパーツをふんだんに使って今日まで少しづつ改良を繰り返してきました。

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お気に入りの日東CNCステム

モノ珍しさからか街で声をかけられることの多い自転車です。

チタンフレームってどうなの?

「バネのようにしなり、グイグイとフレーム自体が前に進もうとしているようだ」とか言えたらカッコいいのですが、鈍感なyuzにはそこまでわかりません。
ただ、疲れにくいというのは感じますね。
脚が長持ちするような。
あとは…お手入れがとてもラクですよ。
サッと拭いておしまい、みたいな。
錆に気を使うこともありませんし、キズも気になりません。
ズボラな人に向いてるのかも。
まぁ何より単純に見た目がイカしてます。鈍い光を放つ細身のチューブが日本刀みたいでシビレます。
これが妖刀村雨か。

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抜けば玉散る氷の刃

もちろんデメリットもあります。
他の素材 (特にクロモリ) と比べると、フレーム自体の改造や補修に困難を伴います。素材の特殊性から、扱えるビルダーさんや溶接職人さんが少ないのです。

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後付けのディスクブレーキ台座

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クラック補修の傷痕

この2点ともyuzの地元 (地方政令指定都市) では対応してくれる職人さんを見つけられませんでした。それぞれ京都と横浜に郵送して溶接してもらったものです。
もちろん工賃もお安くなかったですね。

まとめ

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たいへん気に入っています。
yuz自身の不手際のせいで傷物にしてしまいましたが (この辺りのストーリーはいずれ記事にします)、街乗りやちょっとしたトリック程度なら充分すぎるパフォーマンスを見せてくれます。
今のパーツ構成で現状の用途に対しては、特に大きな不満もないです。

あぁこれはよいものだ。
一生乗るかもしれません。

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まだチタンは一生モノなどと…


最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。
次回は自転車紹介第2弾をお届けします。
またおつきあい頂ければ幸いです。

自転車小屋DIY 其の二十一 工事総括

DIYだよ自転車小屋

去りし日々を振り返る

こんにちはyuzです。
自分一人ではできなかった自転車小屋シリーズ其の21をお届けします。
前回記事で全ての工事が終わり、実際の運用が開始されました。

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令和元年5月吉日

今回の記事では総括(そんなムズかしいもんでもありませんが)として工事全般に渡って振り返ってみようと思います。
少しでもどなたかの参考になれば幸いです。
よろしくおつきあいください。

ここからは当ブログのアイドル的存在にして我が家の筆頭ネコ、15(ジュウゴ)が皆様を代弁してyuzに根掘り葉掘り尋ねます。
聞いてみましょう。

筆頭ネコ15によるyuzへの下問

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嘘偽りは許さぬ


Q.かなり工期が延びたようだの?

A.はい。着工は平成30年の12月、完成は令和元年5月です。当初の予定では3月いっぱいをメドにしていましたから、実に2ヶ月もオーバーしています。


Q.たわけめ。見通しが甘かったのか?

A.その通りです。特に外壁材の下ごしらえに関しては、甘く考えすぎていました。あれほど手間がかかるとは…
また天候に悩まされることも度々でした。

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1ヶ月近くかかった下ごしらえ

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雪による工事停滞


Q.だいぶイライラしたようだの?

A.恥ずかしながらその通りです。特に工事が遅れ始めた頃は。
しかしだんだんと頭が切り替わり、「プロの仕事じゃないんだから、工期にこだわることないよね。のんびりやるか」と思えるようになりました。
最初からその心境で作業を進めれば良かったと思っています。

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2月はずっとこの状態


Q.ふん。その様子では予算も超過したのであろう?

A.相違ございません。着工前は22万円と見積もっていましたが、最終的には25万円強を費やしました。屋根材、コーススレッドや釘などの消耗品、塗料、錠前などが予算超過の主たる原因です。


Q.中古のプレハブでも買うたほうがよかったのではないか?

A.金子のことを言えば、その通りでしょう。しかしながらあれだけ狭いスペースを最大限に有効活用しようとなれば、既製品では難しかろうと思われます。
また何より、出来合いを置きポンでは作る楽しさが味わえません。yuzは楽しさを優先しました。


Q.家の者は何も申さなんだか?

A.不肖yuzには過ぎたる家族でして、納得するまでとことんやりなさいと、それだけです。ありがたい事です。

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家族の宴


Q.工事の手抜かりもようけあったろうの?

A.無論です。基礎の寸法からして横幅が30mm広かったぐらいですから、小さいミスまで含めれば枚挙に暇がないような有り様で。
どうにかこうにか帳尻を合わせながらの工事でした。

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向こう正面壁パネルの継ぎ目に注目

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パネル縦材と間柱のズレ


Q.未熟よのう。

A.まことにもって。

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採寸ミスによる隙間


Q.ケガはどうじゃ。

A.ありません。どんな小さなケガもありませんでした。これが工事全体を通じて、yuzの唯一の自慢です。


Q.ほう。工事を通じて他に感じたことあれば何なりと申してみよ。

A.とても楽しかったです。しかしまた、yuz一人では到底やりおおせぬ工事でした。


Q.もそっと詳しゅうに。

A.はい。基礎工事を一手に請け負ってくれたヤマちゃん、敷地内への立ち入り作業を許可してくれたお隣さん、ハンマーやインパクトの打撃音を笑って許してくれた御近所さん方、そして何よりもこんなワガママを許してくれた女房殿と娘ちゃんたち。
yuzが本懐を遂げることができたのは、ひとえに周囲の理解と助力あってこそです。
皆さんにはこの場で改めてお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。


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こやつまとめよった

定点っぽい画像 プレイバック


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令和元年5月


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平成31年4月下旬


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平成31年4月中旬


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平成31年4月上旬


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平成31年3月下旬


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平成31年3月上旬


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平成31年2月上旬


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平成31年1月下旬


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平成31年1月上旬


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平成31年1月上旬


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平成30年12月下旬


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平成30年12月中旬

おしまいの言葉


ふつつかなyuzにおつきあいいただいた方、どうもありがとうございます。
ひとまず自転車小屋カテゴリーはここまでです。
次回から当ブログは(おそらく)自転車ネタが中心になります。
DIYネタとしては今秋頃に新作を計画していますがどうなることやら。

D できるか
I 否か
Y やってみよう

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みなさん楽しいDIYライフを!
ごきげんよう!!

自転車小屋DIY 其の二十 残工事・内装・搬入

DIYだよ自転車小屋

千秋楽


こんにちはyuzです。
自分でやったぞ!自転車小屋シリーズその20 です。
前回までに外観を九分九厘やりおえました。
今回の記事では宿題として残っていたドアの小改良と内装の仕上げ、機材等の搬入風景をお届けします。
少し長い記事です。

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まずはドアからやろか

knokin' on heaven's door


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現状のドアの表裏です。シンプルさよりも、やっつけ感の方が色濃く漂っています。隙間から光は射し、風が吹き、雨まで降りこんできます。
何ということでしょう、これはいけません。


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枠を全周に取り付けて、建物側には戸当たりを付けました。
続いて表側にも手を加えます。

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縦板の継ぎ目を隠すように細い材を追加しました。機能的には完璧です。
しかし美観的にはどうでしょう…少なくとも悪くはなっていないと思いたいです。
むむむ。
この辺りでカンベンしてもらえませんかね。おねがいします。

まだだ、まだ終わらんよ


ただの小屋としてはこれにて完成と言えるでしょうが、自転車小屋としてはまだまだです。
目的に特化するために内装を仕上げていきます。


自作ペグボード

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自作バイクハンガー

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窓アオリ止め追加

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ランタン設置

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時計・棚受け・ハンガーフック・etc.

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整った。

おもちゃ搬入


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空っぽの小屋が口を開けて中身を待っています。
腹を満たしてやりましょう。
モノを入れていきます。

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バッグ類です

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女房殿とyuzのヘルメット

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使ってないホイールとフォーク

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消耗品などを置くカラーボックス

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カギや空気入れ

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あぁ愛しの自転車工具たち

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バイクスタンド(?)

そして…


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ragley / blue pig

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Panasonic / pos titanium改

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FUJI / feather

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ANCHOR SPORTS / FR700

各自転車の詳細は割愛します。
遠からず新設する予定の自転車カテゴリーにて愛車紹介の記事をアゲるつもりです。

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4台の自転車がピッタリ収まりました。

ハハハハハこれだ!
これが! 男の本懐!! プライベートガレージだ!!!

長い長い工事が終わりました。
これにてyuzの自転車小屋は完成です。
最後まで読んでいただいた方、本当にありがとうございました。

次回の記事では工事を通じて感じた事を、エピローグがてらまとめてみようと思います。
おつきあいいただければ幸いです。