パナチタンMTB 仕様変更 其の六 インプレと総括
カスタムしたよ! パナチタンMTB
なるか 三度目の正直
こんにちはyuzです。
先日から続けてきたパナチタン改のカスタムですが、前回記事で無事に全ての作業を終えました。
最終形態になるか
すでに一週間のジテツウやブラブラポタリングなどの実走を済ませています。
カスタムの概要を振り返るとともに、
実走行で感じたことをインプレとしてまとめてみようかと思います。
1.フロントフォークの交換
今回カスタムの大きな目玉の一つが、フロントフォークの交換です。これでバイクの走りを決定付けるジオメトリーが大きく変化しました。
変更前のフロントフォークは肩下475mm(乗車時)。変更後は425mmですから、実に50mmの短足化です。
grunge / カーボンリジッドストレート
後輪の軸を中心にしてお辞儀するように自転車の姿勢が変化します。
つられてフォークの角度も立ちましたし、ボトムブラケットの位置も下がりました。
↓↓↓
黄色い水糸は前輪軸と後輪軸を結んだ水平線です。ボトムブラケットとの高低差にご注目ください。
ハンドルバーの位置もグッと下がりましたが、バーを変更し、ライズ量を20mm→75mmと大きく変更しましたから、グリップ位置の大幅な変化はありません。
2.タイヤ・ホイールの交換
もう一つの目玉が足周りの交換です。従来の27.5 × 2.0→26 × 2.35へと交換しました。
外径の変化は誤差の範囲内ですが、タイヤ幅が太くなったことで、エアボリュームの増大が顕著に感じられます。
空気圧を低く抑えることで、グリップを稼ぎつつ、乗り心地の改善も狙えるというムシのいい話です。
ちなみにクリアランスはチェーンステー部でこのくらいです。両側とも3mmほど余裕があります。
もう一回り太い幅2.5のタイヤが、どうかなぁ入るかなぁ、ちょっと入れてみる?という気持ちにさせますね。
3.そして走りは
よくなったよ!
真っ先に気づいたのはボトムブラケットが下がったことによる低重心下ですね。
安定感がかなり増しました。
もともと破綻したジオメトリーでヒラヒラと走っていたパナチタンに、ドッシリ感が出ています。
フロントフォークが1kg以上軽くなったため「もっさり感」が出ることもなく、ショートホイールベース化と相まって、回頭性も少し向上したように感じます。
また、坂道での軽快さは特筆モノですね!サスペンションフォークでは無意味だったタチコギも、軽いリジッドフォークだとグイグイとバイクが進みます。
このダイレクトな乗り心地は久しぶりの感覚です。
山越えもラクになった
サスペンションが無くなって乗り心地はどうか? まぁそれは確かに手首にコツコツ振動は来ますよ。ただ先述のとうり、タイヤのエアボリュームが増えていますから、そこでかなり振動・衝撃を吸収してくれています。
無問題です。
安全祈願
4.じゃあトリックは?
これは半々ですね。やり難くなったワザとやり易くなったワザがあります。
フロントアップに関してはコギあり・なしともに僅かに上げにくくなりました。ハンドル(グリップ)位置は変わらないものの、ボトムブラケット位置が下がったのが原因の一つかなぁ。
まぁこれくらいはすぐに慣れるでしょう。
逆にリアアップに関しては驚くほどやり易くやりました。フォークの短さとサス無しのダイレクト感がキいてるんだと思います。ジャックナイフやジャックナイフターンもしかりです。
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35cmステアケース (段差越え) 余裕だぜ
5.いい話ばっかり…プラシーボだろ
あたりまえです。プラシーボ効果もそりゃありますあります。
しかし自転車なんていうのは乗ってる人間の脳内にどれだけドーパミンを出させるかが重要なポイントでしょう。
キモチいいか否か。
yuzのような気ままな自転車乗りには、それが一番大切なことなのです。
その観点で言えば…文句無しの満点たい!!
ポタリング中に本州を臨む
一つだけネガティブポイントをあげるならば、フォークのコラムが生アルミ色なことですかね。外したフォークはコラムまで黒でした。
ステムの隙間から黒が覗くほうがカッコいいでしょ。カッコだけの話ですが。
いっちょ塗りますか。
↓↓↓
6.とにかく
さっさとまとめんかい
はい。
今回のカスタムは大成功です。
yuzにしては珍しくほぼ全ての点で予想どうりに事が運び、望んでいた効果を得ることができました。いやぁ嬉しい。
そしてこれをもってパナチタンは晴れて第三形態となりました。
ヤマ用のbluepigとの住み分けも明確になったことですし、今後しばらく仕様を変更するつもりはありません。
トリック練習のモチベーションも上がりましたよ!
やっと動画も貼れるようになったし、今後はちょくちょくトリックとかテクニックに関する記事も書いてみましょうかね。
あんまり期待せんとってください。
最後まで読んでいただいたかた、ありがとうございます。
今後もよろしくおつきあいください。
それではみなさん、よき自転車ライフを!